学生時代に食品製造について学んでいたので、興味本位で日本ハムファクトリーの会社説明会に参加しました。その際、とても熱心な説明を受け、改めて自分が学んできたことを生かせるチャンスではないのかと思いました。面接でも、学生時代にしてきたことを中心にトークするなど、非常にのびのびとしている会社という印象を当時は持っていました。自分と相性が良いと思えたので、入社しました。
日本ハムといえば、歴史ある会社だと思われますが、ハム・ソーセージ部門として、1つの会社になってはまだまだ日が浅いです。ニッポンハムグループ創業の地である徳島では、過去からの製造に携わってきた方と、私たちのような若手と様々な世代の方がいる会社です。なかなか携われないような仕事をするチャンスが沢山会社にはあり、非常に魅力があると思います。私の在籍している徳島工場の特徴ですが、地域密着型だと思います。特に阿波踊りでは地域の方々と一緒に踊るなど、日本の伝統文化を存分に楽しめると思います。
私も学生時代には想像が付かなかった仕事ですが、工場での製造を行う場合、『設備保全・環境保全』という仕事は、大変重要な業務です。製造現場へ安定したエネルギー(水・電気・ガス等)を供給し、維持管理する仕事です。高品質の製品を生産する上で、安定したエネルギー供給は不可欠です。また、エネルギーを無駄に消費していないか、日々点検・管理を行っています。それぞれエネルギーには厳しい法規制があり、全て順守できているかチェックをしています。
私が設備保全、環境保全に携わり4年が経ちますが、本当のゼロからのスタートばかりでした。何も分からない状態から指導をしていただき、現在は徳島工場の環境事務局として業務に取り組んでいます。環境事務局とは、工場でのエネルギー・廃棄物の利用・発生状況の集約や、法令順守が確実かをチェックするなど細かい部分が多いです。特に『法規制』や環境関連事項は国内外情勢により変わるので、情報収集することが重要となっています。様々な面で現場に携わる機会が非常に多く、やりがいを感じています。
『ハム・ソーセージ製造会社』ということで、食品製造業というイメージが先行されがちですが、間接部門の仕事は想像より沢山あります。文系、理系関係なく、学生の皆様には是非チャレンジしていただきたいと思います。私も入社して技術管理課という部署に配属され、ゼロからのスタートでしたが現在はISO14001事務局として、業務に取り組んでいます。入社してから、様々な資格を習得する事が出来、非常にキャリアアップしやすい環境です。