私は大学で食品栄養学や微生物学などについて学んでおり、将来食品に携わる仕事に就きたいと考えていました。就職活動を進めていく中でこの会社を見つけ、シャウエッセンという知名度の高い日本ハムの看板商品を製造していること、そしてその製造に特化した会社であることを知りました。私は特に食品製造の本質に携わりたいと考えていたので、この会社ならそれが出来るのではないかと思い、入社を決めました。
日本ハムファクトリーは製造に特化した会社ですが、様々なことに挑戦できる会社です。私は1年目にシャウエッセンの包装工程に配属になり、製品や製造ラインの衛生管理や機械のメンテナンス作業などを学びました。3年目の今は品質保証課に所属し、日々製造した製品の品質確認を行っています。またグループ会社の一員として日本ハムの展示会のスタッフを行ったり、研修や出張を通してグループ内の他会社の方と交流したりと、入社してから沢山のことを経験させていただきました。
私が所属している品質保証課では、日々製造した製品に異常がないかの検査や製造ラインの衛生状態の確認、場内の防虫対策やご指摘対応などの業務を行っています。その中で私は製品検査の結果の確認や、現場の衛生状態の確認を主に行っています。何か異常があった際には品質保証課だけでなく製造課と協力しながら対策を考え、現場と一緒に活動したりと幅広い視野が必要になりますが、お客様のもとへ安心・安全な製品をお届けするために、どの業務にも日々やりがいを感じながら仕事をしています。
品質保証課は製造とお客様を繋ぐ重要な部署です。製造課に寄り添いながらもお客様目線で対応していかなければなりません。そのためには製品の規格基準はもちろん、製造工程の理解や現場の衛生管理方法など様々な知識を持っている必要があります。私は品質保証課に配属されてまだ日が浅いため、日々上司や先輩方に助けてもらっています。今後は品質保証課の業務内容への理解を進めながら、その他にも様々な分野に対応できるようになることが目標です。
就職は自分の今後を決める大切な節目ではありますが、それ故に悩んでしまうことがあるかと思います。私は就職活動を進めていく中で周りの人と比べてしまい、自分は何をやってもためだと落ちこんでしまうことがありました。しかし大切なのは自分自身について考えることです。自分はどんな会社で何をやりたいのか、自分はどんな特徴を持った人間なのか、今一度自分を見つめ直してみてください。みなさんが自分に合った会社に出会えることを祈っています。